こんにちは。カラフル代表の平野杏奈です。今回は学校以外で子ども達が安心感を持てる居場所の必要性について
お話させてください。
なぜ学校以外にも子ども達の居場所が必要なのか? 私たちは「学校に行くのが当たり前」と思いがちですが、子どもたちにとって、学校だけが楽しめたり、自分らしくいられる場所とは限りません。むしろ、学校以外にも安心できる場所があることが、子どもたちの心の安定にとても大切だと、さまざまな研究や専門家の意見でも言われています。
私は精神科医の本田秀夫先生やNPO法人フリースペースたまりばの西野博之さん、世界こども財団設立者の宮澤保夫さんのお話や著書を読み、大変感銘を受けました。子ども達や保護者一人ひとりの気持ちに寄り添う素晴らしい先生方です。
私は、子どもたちにとって「居場所」がいかに大切であるかを改めて実感し、このカラフルの活動や千葉県習志野市で活動している「森のようちえんPucca」を立ち上げ、子ども達が子どもらしく過ごせる居場所をつくりました。沢山の子どもたち、保護者の皆様に安心できる場にすることを目指しています。
ではなぜ居場所が必要な理由4つを話していきます。
① 「安心できる場所」が増えると心が安定する
ある調査によると、「家庭・学校以外にも安心できる居場所がある」子どもは、ストレスを感じることが少なく、自己肯定感が高い という結果が出ています。(出典:子ども家庭庁「子ども・若者の意識調査」)
学校は楽しい場所である一方で、友達関係や勉強のプレッシャーを感じることもありますよね。そんなとき、学校以外に「安心できる場所」があれば、学校で落ち込んだ時も他の居場所で楽しむことで、心のバランスを取りやすくなります。
② 「学校と合わない=社会に適応できない」ではない
学校に通っていると、「みんなと同じようにしなければいけない」「あの子のように楽しめない」「自分だけができていない」など周りと比較し不安を感じることがあると思います。学校で楽しめない自分は社会では認めてもらえない存在であると強い思い込みによって自分を責めてしまう子もいるかもしれません。
でも実は、大人になって活躍している人の中には、「学校が合わなかった」「勉強よりも、別の場所で学んだことが役に立った」と話す人もたくさんいます。
社会には、様々な人が活躍できる様々な場がたくさんあります。これからはより多様な場が作られていくことでしょう。
だからこそ、子どもたちには、「学校だけがすべてではない」「他にも自分の居場所の選択肢があるんだ」 ということを知り、自分が楽しめたり、安心できる居場所をつくってほしいのです。
例えば、
🌟 本が好きなら、図書館や読書会
🌟 自然が好きなら、野外活動や農業体験で心が落ち着くかもしれません
🌟 ものづくりが好きなら、地域のワークショップで自分の得意を活かせるかもしれません
「学校に行くのがしんどいな」と感じたときに、「学校以外にも自分に合う場所があるんだ」と思えることは、子どもにとってとても大きな安心になります。
③ 「いろんな自分」を出せる場所があると自信につながる
子どもは、一人ひとり違う個性を持っています。
例えば、
- 運動は苦手だけど、絵を描くのが好きな子
- 勉強はあまり得意じゃないけど、お話を作るのが得意な子
- みんなといるのは少し苦手だけど、一人で何かに集中するのが好きな子
学校では自分の得意や好きをなかなか発揮できない子ども達に、「自分らしさ」を大切にできる居場所があると、「〇〇している自分も好きだな」「ここなら安心して自分でいられるな」と感じることができます。 それが、子どもの自信や自己肯定感を育てることにつながるのです。
④ 「つながり」が増えると生きやすくなる
学校では、先生やクラスメイトとの関係が中心になりますが、学校以外の場所では、違う年齢の人や、様々な人とも関われる機会が増えます。
例えば、
✔ 放課後の習いごとや学童で、年上のお兄さん・お姉さんと仲良くなる
✔ 地域のイベントで、自分の話を聞いてくれる大人と出会う
✔ 家族以外の大人に相談できる機会ができる
このような経験をすることで、子どもは「社会にはいろんな人がいて、自分を見守ってくれる人がいるんだ」と感じることができます。そうした安心感は、子どもが困難にぶつかったときに「助けて」とSOSを伝えられる人が家族以外にもいると思えることにつながります。
最後に
「学校以外の居場所」といっても、大げさなものでなくても大丈夫です。
たとえば…
🌱 おばあちゃんの家や親戚の家
🌱 図書館や公園でのんびり過ごす時間
🌱 地域のイベントや習いごと
🌱 親子で参加できる集まり
小さなことでも、子どもが「ここは安心できる」「自分らしくいられる」と感じられる場所を見つけることができれば、それが大切な居場所になります。
お子様が安心できる居場所を探してみてくださいね。 そしてママ達も自分がほっとできる場所をつくってくださいね。
読んでくださって、ありがとうございました。