カラフル

夏休み明けに増える子どもの自殺  9月1日問題

夏休みが終わる8月末から9月初めにかけて、子どもの自殺が特に増えることをご存じでしょうか。
2024年には529人の小中高生が自ら命を絶ち、過去最多となりました。

全国の自殺者は減少しているにもかかわらず、子どもだけは増えているのが現実です。

未来ある子ども達が、これからもっともっと素敵な出会いがあるはずの子ども達が「命を絶つこと」を考えてしまう。
どれほど辛い思いをしているのでしょうか。

これは「9月1日問題」とも呼ばれ、長期休み明けに学校へ戻る不安やストレスが一気に高まることが背景にあります。

これは“遠い誰か”の話ではなく、私たちのすぐそばにいる子どもたちが直面している問題です。

子どもたちが抱える見えにくいSOS

  • 「行きたくない」と言えずに元気そうに振る舞っている子
  • 夜眠れない、食欲が落ちる子
  • いつもより話さなくなる子

多くの場合、大人が気づかないうちに子どもは限界まで我慢しています。

「死にたい」と言葉にすることは、その子にとって勇気のいるSOS。

大人が否定せず受けとめることが、次の一歩をつなぐ命綱になります。

親や大人にできること

  1. 小さな変化に気づくこと
     食欲や睡眠、言葉数の減少など、ささいな違和感を見逃さないでください。
  2. 気持ちを否定しないこと
     「そんなこと言わないで」ではなく、「そう感じてるんだね」と受けとめましょう。
  3. 安心できる居場所をつくること
     学校でも家庭でもない“第3の居場所”があることで、子どもは自分を保つことができます。

私が「カラフル」を始めた理由

この事実は、数年前からニュースなどでとりあげられており、

教育を学んでいく中でこの問題を深く考えるようになりました。

子どもの自殺が年々増加しているという悲しい現実、胸が締めつけられる思いです。
数字としての“529人”という数ではなく、その一人ひとりに家族がいて、大切な日常があったことを思うと、

この問題を見過ごしたくありません。

同時に、これまで出会ってきた子どもたちや保護者の姿が重なりました。
「学校に行けないことは、ダメなこと?」「周りよりできていないことは、ダメなことなの?」
「子どもが笑わなくなったけれど、どう関わればいいのかわからない」

そんな声をたくさん聞いてきました。

だからこそ、子どもも親も安心して過ごせる場所をつくりたい

そう思い「カラフル」を始めました。お絵描きやゲーム、ちょっとしたおしゃべりを通じて「ここに来るとホッとする」と感じてもらえる空間を目指しています。


最後に

子どもたちの命を守るのに特別な知識は必要ないとおもっています。
ただ「気づくこと」「話を聴くこと」「そばにいること」 それだけで救われる命があります。

私は、今の私にできることを精一杯すること。

どうか一人で抱え込まずに、信頼できる人やカウンセリングを頼ってください。
そして、「ここに来れば大丈夫」と思える居場所を、私はこれからも届けていきたいと思っています。

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