そろそろ幼稚園や学校でも、
来年度・四月からの進級に向けた話が出てくるころですね。
クラスが変わること。
先生が変わること。
場所や友だちが変わるかもしれないこと。
まだ見えないし、分かりもしない未来に、
子どもも、大人も、
なんとなく落ち着かない気持ちになる時期です。
そんな自分の心がまだ落ち着いていない中で、
職業柄、大人のこんな言葉をよく耳にします。 私自身も、似たような言葉を思わず言ってしまう時も。
「小学校に行っても大丈夫かなぁ?」
「お兄さん、お姉さんみたいになれる?」
「それじゃ〇年生になれないよ」
「もうすぐ〇年生だね。もっと〇〇をがんばらなくちゃね」
「〇〇ができていないと、〇年生になったときに困るよ」
もちろん、大人はみんな、
子どものことを思って、声をかけています。
その言葉で背中を押され、「よし、がんばろう」と行動に移せたらすごいですよね。
でも一方で、
同じ言葉を聞いて
「自分はできていないんだ」「なんでもっと頑張らないといけないの?」「大変になるなら進級したくない」と
心に重く受け取ってしまう子もいます。
実は私自身も高学年の時に担任から言われた言葉で前向きに捉えられず、先生に自分が苦手だと思っていなかったことを苦手だと思われていたことにショックを受け、出来ていなかった自分に自信を無くしてしまったことがあります。
結構、自己肯定感の低い子どもだったと思います。
その声かけが正しい、間違っているではありません。(圧迫感のある言い方はダメですが)
感じ方は、子ども一人ひとり違うことを知っておくことが重要だと思います。
大切なのは、
その子が今どんな気持ちでいるのかに、そっと目を向け、大人の勝手な基準で子どもを評価するような発言をしないこと。今、頑張っていることや伸びてきていること、今見えているその子の良さに注目し声をかけていくことです。
複数人に伝える時は、全体に話した後に、個別でフォローをしてその子の良さを伝えてあげると大人の優しい思いも伝わると思います。
子どもも大人も不安な心のままでは、
前に進む力は出にくいものです。
まずは「不安を感じているかもしれない」と頭に入れながら、対話を通し子どもの気持ちに気づいてあげてください。
対話から安心できたとき、
少しの不安を抱えつつも、子どもは自分の力で
新しい環境に一歩を踏み出せるようになります。
子ども達のことを思う大人の思いが、子ども達の心を温かくしていくことを願っています。
カラフルでは、
無理に気持ちを持ち上げ頑張らせる場所ではなく、
気持ちに寄り添い、安心して成長できる場所でありたいと思っています。
不安を抱えながらでも、大丈夫。
そんな気持ちもありながらも前を向こうとするあなたを応援しています。
困った時はお話しに来てくださいね。